つぶやき
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2026/07/20 20:55 ~ なし
犬・猫の熱中症を防ぐために
大切な家族を守るために知っておきたいこと
こんにちは。 あにまる訪問ケア かけはし 上田です。
毎年、夏になると犬や猫の熱中症で動物病院を受診する子が増えます。
「家の中にいたから大丈夫」 「少し元気がないだけかな」
そう思っているうちに症状が進行し、命に関わるケースも少なくありません。
犬や猫は、人のように全身で汗をかいて体温を下げることが苦手です。
そのため、気温だけでなく湿度が高い日も熱中症のリスクが高くなります。
今回は、熱中症の原因や症状、予防方法、万が一の応急処置まで、少しまとめてみました
熱中症ってどんな病気?
熱中症とは、体の中に熱がたまり、自分の力で体温を下げられなくなった状態です。
体温が上がり続けると、脳や心臓、腎臓、肝臓など全身の臓器に大きな負担がかかります。
重症になると血液が固まりにくくなる異常(DIC)や多臓器不全を起こし、命を落としてしまうこともあります。
だからこそ、一番大切なのは「熱中症にならない環境を作ること」です。
熱中症の症状ってどんな感じ?
最初は少し元気がない程度でも、短時間で悪化することがあります。
初期症状
- ハァハァと激しく息をする
- よだれが増える
- 落ち着きがない
- 水をよく飲む
- 少し元気がない
症状が進むと…
- ぐったりする
- 嘔吐や下痢
- 歩けない、ふらつく
- 呼吸が苦しそう
- 意識がぼんやりする
重症になると…
- けいれん
- 意識がなくなる
- 呼びかけに反応しない
- 歯ぐきが白色や青紫色になる
ここまで進むと命に関わる危険な状態です。
熱中症になる原因
熱中症は「暑い日」だけに起こるわけではありません。
例えば…
- エアコンをつけていない室内
- 湿度が高い日
- 締め切った部屋
- 車内
- 日差しの強いベランダ
- 水が飲めない環境
- 真夏のお散歩
- 風通しの悪いケージ
このような環境では体に熱がこもりやすくなります。
特に犬は散歩などで地面に近い位置を歩くため、アスファルトからの照り返しの影響を強く受けてしまいます。
熱中症になりやすい子
犬では…
- フレンチ・ブルドッグ
- パグ
- シーズー
- ペキニーズ
- ボストン・テリア
などの鼻の短い犬種(短頭種)は熱を逃がすのが苦手です。
また、
- シニア犬
- 子犬
- 肥満
- 心臓や呼吸器の病気がある子
- 黒い毛色の子
も注意が必要です。
猫では…
- ペルシャ
- エキゾチックショートヘア
- ヒマラヤン
などの短頭種や、
- 高齢猫
- 子猫
- 肥満
- 腎臓病や心臓病のある子
は熱中症のリスクが高くなります。
今日からできる熱中症対策
毎日のちょっとした工夫が、大切な命を守ります。
例えば…
✅ エアコンを適切に使う
✅ 新鮮なお水をいつでも飲めるようにする
✅ 水飲み場を複数設置する
✅ カーテンで直射日光を防ぐ
✅ 扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
✅ 涼しく休める場所を作る
✅ お散歩は朝や夜の涼しい時間に行く
✅ 出発前にアスファルトを5秒ほど手で触り、熱くないか確認する
どれも今日から始められる予防法です。
電気代が気になる方へ
「エアコンをつけっぱなしにすると電気代が…」
そんな心配をされる飼い主さんも多くいらっしゃいます。
ですが、熱中症になると数万円から十万円以上の治療費がかかることもあります。
それ以上に、大切な家族が苦しむ姿を見ることは何よりつらいものです。
最近のエアコンは、一度室温を安定させると消費電力を抑えて運転するものも多く、
頻繁に電源を入れたり切ったりするより効率が良い場合があります。
無理のない範囲で上手に活用し、暑さから守ってあげましょう。
熱中症かな?と思ったら
熱中症が疑われたら、「様子を見る」のではなく、すぐに応急処置を始めることが大切です。
軽い症状(息が速い・よだれ・少し元気がない)
まずは涼しい部屋へ移動し、エアコンをつけます。
お水は自由に飲めるようにしますが、無理に飲ませる必要はありません。
風を当てながら様子を見て、症状が落ち着いたように見えても、その日のうちに動物病院へ相談・受診しましょう。
中等度(ぐったり・嘔吐・歩けない)
エアコンの効いた場所へ移動し、首や脇の下、内股などを濡らしたタオルで冷やします。
体に常温の水をかけ、風を当てることで体温を下げます。
氷水で急激に冷やしたり、全身を氷で覆ったりすることはおすすめできません。
応急処置を続けながら、できるだけ早く動物病院へ向かいましょう。
重症(意識がない・けいれん・反応がない)
冷却を始めながら、すぐに動物病院へ連絡してください。
移動中も体を冷やし続け、一刻も早く治療を受けることが大切です。
やってはいけないこと
- 「元気になったから大丈夫」と様子を見る
- 無理やり水を飲ませる
- 氷水に全身を浸ける
- 車内で休ませる
- 動物病院を受診しない
熱中症は、一度良くなったように見えても、数時間後に症状が悪化することがあります。
応急処置はあくまでも応急処置です。
「冷やすこと」と「動物病院を受診すること」を必ずセットで考えましょう。
わんちゃん・ねこちゃんを守るために、飼い主さんも元気でいてください
実は、熱中症に気をつけるのは、わんちゃんやねこちゃんだけではありません。
飼い主さんが体調を崩してしまうと、
- お水を替える
- エアコンをつける
- 体調の変化に気づく
- 動物病院へ連れて行く
といった大切なお世話が難しくなってしまいます。
こまめな水分補給や休憩を取りながら、飼い主さん自身も熱中症対策をしてくださいね。
お困りのときは「あにまる訪問ケア かけはし」へ
シニア期の子のお世話や、暑い季節の体調管理に不安を感じることはありませんか?
あにまる訪問ケア かけはしでは、ご自宅へ訪問し、
- 健康チェック
- 爪切り・耳掃除などの日常ケア
- 介護のサポート
- ご家庭でできるケア方法のアドバイス
などを行っています。
「病院へ行くほどではないけれど相談したい」 「自宅でできるケアを教えてほしい」
そんな時も、お気軽にご相談ください。
暑い夏を、大切な家族と元気に乗り越えられるよう、一緒にサポートさせていただきます。

